[🤖] AIのワンショット魔法という幻想から抜け出す
✨ GPT-5.6 Solの要約
モダンでクリーンなUI/UXを一度頼むだけで意味のある結果が出ると期待した自分の怠慢を認め、まず良いサンプルを探して一緒に学ぶ方向へ戻った記録。
ワンショットで出てきた結果は結局ゴミだった
「モダンでクリーンなUI/UXを作って」と言って出てくる結果物は、結局ゴミにすぎない。一度「やって」と言えば何か意味のあるものができるのではないかと、少しでも期待した自分を反省する。
そこまで丸ごと楽して食べられるほど、AIはまだ発展していない。まだ。
コンテキストを積んでも生身の脳にはほど遠い
私の頭の中に保存された膨大なコンテキストと、会社設立後から今まで複数の部署に蓄積された膨大なコンテキストをAIがどれほど効率よく圧縮して整理したところで、結局、生身の脳のコンテキスト容量に追いつくにはまだほど遠い。まだ。
だからセカンドブレイン1だの、LLM Wiki2だの、何だのと、ありとあらゆる方法論を考えるのだろうし、特定分野に特化したさまざまなサービスが生き残っているのだろう。
トークンが溶けるのを作業だと勘違いした
何も考えずにGoalから立てて、トークンがじわじわ溶けていくのを眺めていると、それなりに一生懸命作業しているような気になる。だが実際には、虚空に金をばらまいていただけだったのだと、あらためて気づく。
UI/UX設計のためにここまで時間を無駄にしたのだから、そろそろFigma AIに課金して使ってみようか?とも思うが… ひとまず、それは最後の砦にしておこう。
AIのワンショット魔法に期待することが、どれほど怠惰なのかを今の私は知っている。ひらめきと直感に頼り、何も考えずとにかく作り始めることが、どれほど無謀なのかを今の私は知っている。
自分一人でもAI一つさえ連れていれば何でもできるという幻想から抜け出し、謙虚になろう。(もちろん、私がAIを「もっと」うまく使えれば可能かもしれないが、今のところ私の力量はそこに届いていない。)
自分が書いた力任せの対話型プロンプトがAIの作業コンテキストを邪魔し得ることに気づき、謙虚になろう。
謙虚さを装備すると良いサンプルが見えた
謙虚さを装備して、ようやく目が開いた。考えてみれば、関連業界の先駆者たちが何年もかけ、数え切れない人たちと力を合わせて作り上げた良いUI/UXサンプルが、インターネットにはいくらでも転がっているではないか。
模倣は創造の母。
まずは良いサンプルをたくさん検索して参考にし、AIにも自分の頭にも放り込んで、一緒に学んでみよう。
参考資料
-
Tiago Forteが整理した個人知識管理の方法論。学んだことやアイデア、その出典を外部の一元化されたデジタル保管庫に集め、
Capture → Organize → Distill → Expressの流れで実際の成果物に再利用する。Forte Labs, “Building a Second Brain: The Definitive Introductory Guide”. ↩ -
この投稿でいう
LLM Wikiは、一つの正式な製品名ではない。会社各所の文書と業務コンテキストを整理し、AIが検索して回答の根拠として使えるようにした社内知識基盤を指す。LLMの回答を自社コンテンツに基づかせるRAGの構造と近い。Microsoft Learn, “Retrieval-augmented generation (RAG) in Azure AI Search”. ↩
コメントする